SMのパラドックス

先日、ツイッターでアンケートさせて頂きました。

アンケート『SMクラブで女王様に着てもらいたい衣装は?』

こんな野暮な質問ですが、多くの方に回答頂き、ありがとうございます。

ご覧の通り、これこそが『SMのパラドックス』ですね。
SM=ボンテージ だれもがイメージしていると思います。

このアンケートを多少大げさに受け取ると、SMクラブでプレイしたい人の約7割がボンテージが嫌い?だと思っているということです。
しかしながら、多くのSMクラブのプロフィール画像はお決まりと言っていいほどのボンテージ姿がほとんどです。

もちろん、プロフィール画像がボンテージで、実際のプレイは私服というギャップにも萌えてしまうという方もいらっしゃると思いますが・・・

SM」文化は生きた化石?

決してSM自体を否定しているのではありません。

私たちが生きた昭和では、ノーマルでは無い私たちにとって、オカズにおいては、エロ本 or SM本の二者択一、プレイの場所は、ソープランド or SMクラブという選択肢しか無かった時代です。

なのでコテコテのSMマニアでは無いフェチ人は、仕方なくSMクラブに通ったという方も多いのではと思います。

ただ、本来の『SMプレイ』と私たちのいわゆる『フェチプレイ』は実は相性があまり良くないのも現実です。

女王様の宿敵

私たちの時代では、SMクラブで女王様に衣装をボンテージ以外でお願いしようものなら、「だったらSMクラブに来るな」と言われておりました。
さらに、苦手なプレイを伝えても「注文が多い」や「わがまま」やら言われ、険悪ムードでプレイが進行することもあり、挙句の果てにはプレイまで及ばずお金だけ払って帰ることもしばしばでした。

それでもSMクラブしか、性癖を満たせないという悲しい現実もそこにはありました。

要するに、私たちのようないわゆる「エゴマゾ」は女王様にとって宿敵なのです。

「SM」というのは性癖の一部

私も長いことフェチ映像の監督をしてきました。様々な性癖を持つ男優さんに数多く接してきましたが、SMというワードが出てくることはほとんどありません。

時代は平成・令和になり、SMというのは今や無数にある性癖の中のひとつだと言えます。

A男『俺は脚フェチで踏まれるのが性癖だけど、お前の性癖は?』
B男『俺の性癖はSMだぜ!』

こんな会話が普通なのかもしれません

SMからの脱却

こんなこと言ったら世界の女王様を的に回してしまうかもしれませんが、SMという言葉を使うことにメリットが無くなってきています。

もちろん根強いコアなSMファンもいるかと思いますが、少なすぎます。

古いSMの象徴が「ボンテージ」そのものです。
ボンテージはむしろ芸術の部類に入っても良いほどのレベルですね。

新たなジャンル

結局のところ、何が言いたいか?
率直に言いますね。

エゴマゾであるフェチ人と女王様は「水と油」なのです。
しかし私たちは欲望を満たす為に、時には傲慢な女王様に傷つき、運よく懐の大きいSM女王様に頼っている今日この頃。 私たちは未だに弱い立場なのです。

では、どうしたら、住みよい世の中になるのでしょうか?

答えは簡単です。

エゴであることを堂々と声をあげてプレイすることが時代を変えるんです。

そうすれば、エゴを満たしてくれるジャンルが必ず生まれます。

「ご褒美」なんて求めていない諸君!今こそ立ち上がれ!


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